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不動産の管理

不動産の管理について考えたことがありますか。不動産は適切な管理があって維持されていくものです。
不動産を賃貸していたら、毎月の家賃とは別にまず間違いなく管理費を支払っているはずです。その金額はオーナーによって決められています。それは不動産の規模、アパートよりマンション、規模が小さい不動産より大きい不動産のほうが金額も高く設定されているはずです。
私が以前住んでいたアパートでの管理体制はこんな感じでした。共有の廊下、家の玄関ドアの外側の定期的な掃除。植木の手入れや雑草の駆除。共有の廊下の電気が切れても、そう長い時間を置く事なく取り替えられていたので、総合的にみて管理体制はしっかりしていたと思います。途中でオーナーが代わったのですが、その途端にアパートの管理体制は大きく変わりました。廊下の掃除もなくなりました。切れた電灯もいつまで経っても交換してくれず、私が痺れを切らして不動産屋に電話をする始末。綺麗に刈り込まれた植木達は全て引き抜かれて、砂利を引いただけの簡易な駐車場に替わりました。雑草も伸び放題で車に乗る時に邪魔になるので自分で引き抜いていました。
今までと全く変わらない管理費を支払っているのに管理体制は天国から地獄の変化。今までは不動産を定期的に管理する専門業者が管理者としてこのアパートを衛生的、快適に管理していたのですが、新しいオーナーはこの管理方法を止めて、賃貸契約を行う不動産屋に管理をお願いしたようなのです。きっと管理にかける費用は大幅に削減された事でしょう。その不動産屋の管理体制はとても管理しているとは言いがたく、たまに見て不具合を直すといった感じです。さらにこのオーナーは、いきなり駐車場の値上げを要求してきたのです。このご時世で築年数もかなり経っているのでさすがに家賃の値上げは出来ないと思ったのでしょう。しかも、更新時でもないのにいきなりの値上げ通告に住民は怒りました。当然の抗議です。その結果、次回の契約更新時からの値上げにしますとの通達が来ました。
そして、新しいオーナーは不動産を長い目で管理維持していく総合的な目を持っていなかったという結果が現れました。12年間も住んでいて殆ど空室は見た事がなかったのにあっという間に空室だらけになったのです。駐車場の値上げがきっかけに更新時に退去する住人も増えていったのです。
その結果、家賃を下げるしか方法はなくなったのです。不動産の適切な管理を怠り、目先の利益ばかりに捉われ、総合的な判断を間違ったオーナーは不動産の価値を自ら下げてしまったのです。
もちろん、私も更新時に駐車場の値上げが決まっていたので応じたのですが、空室だらけになったアパートの新家賃と12年間同じ金額を払い続けている家賃の差額は2万円近くありました。今の相場から考えても高いと思っていたので、家賃の大幅値下げを交渉しました。もちろん駐車場の値上げ額なんて気にならないほどの下げ額です。結果はすんなり成功です。アパートの管理体制が整ってない事に目をつぶってもいいほどの値下げでした。

こうやって管理体制が変わっただけで、オーナーにとっては恐ろしい現実が待っていたのです。管理にかける金額は自由です。しかし不動産は大切な財産であって、目先の事だけを考えて行動したら大変な事態を巻き起こしてしまうのです。不動産管理、それは長い目で行い総合的な状況を見据えて判断していかなくてはならないのです。

Copyright (C) 2008 不動産管理について. All Rights Reserved.

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